前々回 エキシマ治療についてお話ししました。今回はもう一つの
光線治療、ナローバンドUVB療法についてお話しします。
ナローバンドUVB療法とは、UVB(中波長紫外線)に含まれる有害な波長を取り除き、治療効果が高い波長のみを使い、全身に紫外線を照射する光線療法です。光線ランプを使って、直接紫外線をあてて、過剰な免疫反応を抑える治療方法です。
乾癬・アトピー性皮膚炎などでぬり薬だけで良くならないときや、発疹の面積が広くなったときに、光線療法が用いられます。
* 1週間に1回ほど照射します。
* 治療費は、再診料+光線治療費=1240円(3割負担・処方箋料などは別途かかります。)
* 副作用として、日焼けや色素沈着があります。
* 光線治療の方は再診以降、専用の予約があり、インターネットでも予約が取れます。
現在の治療で、治りの悪いアトピー性皮膚炎や、乾癬の患者さんで光線治療に興味のある方は、お声かけ下さい。