こんにちは!町野皮ふ科のココナッツです。
今回はニキビ治療に使われる「ベピオローション」についてご案内致します。
当院はニキビ治療も積極的に取り組んでおります。
ニキビは毛穴の詰まりが原因で起こっているため、すぐに完治するものではありません。治療を進める中でニキビをできにくくすることが大事になってきます。
そこで使われるのが過酸化ベンゾイル(BPO)と呼ばれる成分です。BPOは毛穴の詰まりを取ってくれるので、これからニキビになりそうな所を予防してくれる効果があります。
この成分が含まれるお薬が「ベピオゲル」という塗り薬です。
すでに使っている方も多く、当院でもたくさんの方にお出ししていますが、中には肌に合わないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。それはこのお薬の形状が由来している場合があります。
このベピオゲルは水溶性になっているので、肌が乾燥しやすい、または刺激に弱い方はこのゲルが逆に刺激になってしまうことがあります。
そこでこの6月から新しく処方できるようになったのが、「ベピオローション」です!
成分はベピオゲルと同じBPOですが、ローションタイプは油性となっているためゲルよりもしっとりしています。ベピオゲルが刺激になって使えなかった方も、ローションタイプにすることで改めて使えるようになるかもしれません。
ニキビ治療を考えている方、または刺激がつらく途中で止めてしまった方も、この機会に受診してみてください。