1997年~2007年度に生まれた女性の方へ大切なお知らせです。
こんにちわ!町野皮ふ科のココです。
今回のブログでは期日間近に迫った子宮頸がんワクチン接種についてお知らせします。
子宮頸がんワクチンは接種後の副反応がよく分からなかったため、平成25年から令和3まで積極的な接種が差し控えられていました。
この間定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)であった方の中にはワクチン接種の機会を逃した
方がいらっしゃいます。
現在、安全性について問題ないことが確認され、接種による
有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められており、積極的な接種が再開されています。
これに伴いワクチンの接種機会を逃した方に、公平な接種機会を確保する観点から
『キャッチアップ接種』として改めて公費(無料)で接種できる機会が提供されています。
この『キャッチアップ接種』は来年2025年3月末で終了となります。
半年間で3回接種が標準のスケジュールですので、希望の方は2024年9月末までに接種を開始する必要があります。
費用:無料
キャッチアップ期間が過ぎると、接種はできますが全額自己負担になります。
3回で約6~10万円かかってしまいます。
当院では、予約の必要はありませんので受付窓口でお申し込みください。
ワクチンのみでしたら予約や順番を取らずに直接ご来院いただき、受付にお声がけください。
診察のある方は診察の順番で打てますので、その旨を受付の際に伝えて下さい。
ご自宅でお熱をはかって来てください。
坂戸・鶴ヶ島市の方は当院に予診票があります。
坂戸市・鶴ヶ島市以外の方は、お住いの市町村で発行された予診票をお持ちになる必要があります。
予診票については各市町村に問い合わせの上、当日記入いただきお持ちください。
持ち物:母子手帳、本人確認書類(健康保険証)、予診票
【子宮頸がんについて】
20~30歳台女性のがんの中で最も多いのは子宮頸がんです。
日本では年間1000人が新たに子宮頸がんと診断され約3000人が命を落としています。
子宮頸がんの95%以上はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの持続感染が原因です。
HPVは性交渉で感染します。
HPVはごくありふれたウイルスで多くの女性が一生に一度は感染すると言われます。
ただ、感染しても必ずがんになるわけではありません。
子宮頸がんは予防可能ながんです。
「HPVワクチン接種」と「定期的な子宮頸がん検診」で予防しましょう。
☆8月の勉強会の様子☆
8月7日「ミチーガ」
アトピー性皮膚炎、結節性痒疹のかゆみの原因となる物質の働きをブロックしてかゆみを抑える注射です。
対象年齢:6歳以上
妊娠中や妊娠の可能性のある患者さん、授乳中の方、長期ステロイド内服療法を受けている方は
主治医へご相談ください。
8月27日「エクロック」
原発性腋窩多汗症の外用薬です。
1日1回毎日外用します。
効果を持続させるため継続してください。
脇汗のお薬です。
保険診療が可能です。気になる方はお気軽に受診してください。