ADMとは
目の下辺りにでき、ほかのシミに比べて少し青みがかった色をしています。ただ薄い茶色のことがあるので、老人性色素班などと見分けるのが難しいかもしれません。 メラノサイトという色を作る細胞の異常によるものです。生まれつきあるようなアザの仲間です。アザの仲間ではありますが、後天性という言葉からもあるように、大人になってから出てくる人も少なくありません。
ADMの原因
ADMが一部の人々には生まれつき存在することが示唆されています。遺伝的な要素や胎児の発育過程での異常が関与している可能性があります。
妊娠中や出産後、ホルモンバランスの変化が影響を及ぼす可能性があります。
日光にさらされることがADMの発症や悪化の要因となるという報告があります。紫外線がメラノサイトの活動を刺激し、色素沈着を引き起こす可能性があります。
皮膚の損傷や炎症が色素細胞の異常増殖を引き起こす可能性があります。
当院の治療法
よくあるご質問
後天性真皮メラノサイトーシスのレーザーを受ける間隔(期間)を教えて下さい。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)の治療では、通常Qスイッチルビーレーザー,YAGレーザーを使用することが多く、レーザー照射を行う間隔は、施設によって異なりますが おおよそ3ヶ月~6ヶ月に1度のペースで行うことが多いです。
シミとADMの見分け方はありますでしょうか?
ADMの特徴は青みを帯びた色、グレーにも近い色で、目の下から頬に、左右対称に点状に出ていることが多いです。 また小鼻の周りや鼻下にも見られることがあります。
注意点・リスク・副作用
リスク・副作用について
・施術部分をケガしている場合は、治療できない可能性があります。
・妊娠中若しくは授乳中の方は、治療できない可能性があります。
・皮膚に炎症がある場合は、治療できない可能性があります。
・やけど、瘢痕、水疱形成、色素沈着、ケロイド、紫斑形成などの可能性があります。すぐにご相談ください。