こんにちは!町野皮ふ科のまちもんです。
子宮頸がんワクチンは受けられましたか?
子宮頸がんはワクチンで防げるがんです。
当院では小学6年生~25歳までの女性に積極的な接種をおすすめしています。
子宮頸がんは、子宮の頸部にできるがんであり、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が大きな原因と考えられています。
30代~40代の女性に多く、20代~30代の女性で増加傾向にあります。
現在日本では年間約10,000人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が命をおとしています。
公費負担で無料接種できるHPVワクチンには、シルガード9を使用しています。シルガード9は、ワクチンに含まれるHPV型を9種類含んだ以前より予防効果の高いワクチンです。
小学6年生~高校1年生の女性は公費(無料)で接種できます。
高校1年生を過ぎてしまっても、1997年度~2005年度生まれ25歳までの女性は、
2022年4月~2025年3月までの3年間で救済処置(キャッチアップ接種)として、無料で接種できます。
『接種間隔』
通常は初回接種から2ヶ月後に2回目、初回から6ケ月後に3回目を接種します。
何らかの理由で通常通りに接種できない場合は、2回目接種は初回接種から少なくとも1ヶ月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3ヶ月以上間隔をおいて接種します。
15歳未満は2回接種で完了することもできます。
まだ受けられていない方は、積極的な接種をおすすめします。
来院当日に接種できます。予約をとる必要はありません。
問診票がご自宅に届いている場合は、記載してお忘れないようにお持ち下さい。