こんにちは。
今回は、子宮頸がんHPVワクチンのシルガード9についてお話します。
シルガード9は9価ワクチンで2023年4月から公費で受けられるようになりました。
9価ワクチンは、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。
HPVにはいくつかの種類(型)があり、子宮頸がん発症の原因になります。
子宮頸がんは、毎年約10000人の方が発症し、3000人の方が亡くなっています。近年、発症率が増加している女性の代表的な悪性腫瘍です。
子宮頸がんワクチンをうつ事で、このがんにかかる可能性を大きく減らす事ができます。
接種対象:小学6年生~25歳まで(キャッチアップ接種を含む)
標準的なワクチン接種スケジュール:シルガード9の場合
初回接種が15歳未満 0カ月1回目ー6か月2回目 計2回
初回接種が15歳以上 0カ月1回目-2か月2回目ー6か月3回目 計3回
子宮頸がんのHPV(ヒトパピローマウイルス)は、型はちがいますが、
手足でよく出来るイボのウイルスの仲間です。
イボが出来やすい方は、子宮頸がんのウイルスにもかかりやすい可能性があります。
イボがある方、繰り返す方は、ぜひ、子宮頸がんワクチンの接種をお勧めします。
予約なしでも接種できます。
ぜひ、お声かけ下さい。