あけましておめでとうございます。
町野皮ふ科のグランマです。今年も元気に頑張りたいと思います
当院でできることに手術があります。今回はその手術についてご案内いたします。
手術の中でも多い2つの疾患が一般的にホクロと呼ばれている色素細胞性母斑(しきそさいぼうせいぼはん)や粉瘤(ふんりゅう)です。
・色素細胞性母斑
手術対象となるものとして
◎顔を洗う時や髪を洗う時引っかかる。
◎髭を剃るとき引っかかって出血する。
◎洋服を着脱する時引っかかる。
◎眼瞼にあり視野の邪魔になる。
◎お尻などいつも当って刺激をしている。
◎急に大きくなった
◎悪性腫瘍の可能性を否定できない。などは切除の対象になります。
・粉瘤
粉瘤はよくあるものなので、様々な呼ばれ方があり、アテローム、アテローマ、表皮のう腫、毛包のう腫などが同じ意味で使われます。
悪いものではなく、良性腫瘍の一つですが、皮膚の下にも嚢胞と呼ばれる袋状のものが出来、その中に古い角質がたまり、袋の中身を押し出すと臭い匂いがすることがあります。
炎症が起きていない場合は手術の対象になります。繰り返して炎症を起こす粉瘤は落ち着いているときに袋ごとの切除をお勧めいたします。
保険適用で治療出来ます。
当日ご用意いただく費用の目安(保険 自己負担3割の場合)
切除する部位 1か所あたり
2cm未満 露出部(顔など見えるところ) 8500円位
2cmから4cm未満 14500円位
非露出部(背中やお尻など見えないところ)は金額が少しお安くなります
当院の手術担当医師は埼玉医大の形成外科(美容など行う科)の女性の先生に来ていただいて手術を行っています。
形成外科の先生のため見た目にも心配りし傷は1本できますが、綺麗に摘除、縫合してくれます。
顔のしわなども考慮して切開前に傷の部分をデザインしています。
1人30分前後の手術です。
気になるほくろやしこりなどある方はいつでもご相談ください。