こんにちは。町野皮ふ科のまちもんです。
3月9日に3年ぶりに改訂された「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021とデュピクセント」についての勉強会がありました。
最近、アトピー性皮膚炎の新しいお薬が誕生し、これまで治りの悪かった中等症~重症のアトピー性皮膚炎の方が良い状態を維持できるようになってきました。
治療の目標としては、症状がないか、あっても軽微で日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、それを維持することになります。
また、このレベルに到達しない場合でも、症状が軽微ないし軽度で、日常生活に支障をきたすような急な悪化がおこらない状態を維持することを目標とします。
当院でもアトピー性皮膚炎の中等症以上の方に新しいお薬を処方して、多くの方が良くなってきています。
デュピクセントは、アトピー性皮膚炎の注射薬になります。
今までの治療で効果が不十分な、中等症以上の症状を改善できるお薬です。
対象年齢は15歳以上となります。
デュピクセントについて詳しい記載は以前のブログをご覧下さい。
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アトピー性皮膚炎の治療は大きく変わってきています。
当院でも新しい治療を取り入れて、積極的な治療を行っていく予定です。
ご興味のある方は、お声かけ下さい。